「台風10号」の日本列島直撃を警戒する声が広がる。海外の気象機関の進路予測は?

熱帯低気圧の進路を予測する「米軍合同台風警報センター( JTWC)」の予測図

ある台風が「日本列島を直撃するのではないか」とSNS上で話題になっている。それが「台風10号」だ。小笠原近海で発達中の熱帯低気圧で、9月1日正午現在はまだ台風ではない。しかし、海外の気象機関の予測によると、今後は急速に発達して日本列島に接近する見込みだ。具体的にどんな予測となっているのか紹介しよう。

米軍合同台風警報センター(JTWC)の9月1日午前6時時点の予報によると、この熱帯低気圧は太平洋側から北上。4日午前3時に風速47m/s、5日午前3時に風速55m/s、6日午前3時に57m/sとなる。

6日午前3時には、沖縄、九州、中国、四国、近畿、東海など西日本の広い範囲で暴風の恐れがある。

<a href="https://www.ecmwf.int/en/forecasts/charts/catalogue/medium-mslp-wind850?facets=Range,Medium%20(15%20days)&time=2020083112,96,2020090412&projection=classical_eastern_asia" target="_blank" rel="noopener…

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台風10号、超大型から大型に。午後にも九州が暴風域に入る見込み

台風10号進路図

2019/08/14 06:34 ウェザーニュース

台風10号は14日(水)4時現在、種子島の南東約340kmの海上を西北西に時速15kmで進んでいます。3時時点で風速15m/s以上の強風域の直径が1450kmと若干縮小しており、超大型から大型の台風になりました。

▼台風10号 8月14日(水) 4時
 存在地域   種子島の南東約340km
 大きさ階級  大型
 強さ階級   //
 移動     西北西 15 km/h
 中心気圧   965 hPa
 最大風速   30 m/s
 最大瞬間風速 40 m/s

台風はやや勢力を強めながら北上を続け、14日(水)午後には種子島の東南東海上で強い勢力になり、九州の一部が風速25m/s以上の暴風域に入る見込みです。
>>ウェザーニュース 台風情報

日本を中心に、大雨や暴風に警戒

台風10号 雨風ピーク

その後はやや進路を北よりに変えて、明日15日(木)には暴風域を伴ったまま四国もしくは九州に上陸すると見られます。

暴風域が広いため、中心から離れた所でも風雨が強まります。

西日本太平洋側では徐々に雨風が強まり始め、今日14日(水)の午後には荒れた天気になります。大雨や暴風に厳重な警戒が必要です。

大型で速度が遅く、西日本では荒天が15日(木)いっぱい続く見込みです。

台風の東側では災害級の大雨に警戒を

予想降水量

台風の中心より東側には、暖かく湿った空気が流れ込み続け、雨量が非常に多くなると予想されています。

特に地形の効果が加わる四国太平洋側や紀伊半島の山間部では雨量が多く、すでに一部では100mmを超えてきました。

総雨量が1000mmに達するおそれがあるため、土砂災害や河川の増水・氾濫、低い土地の浸水などに警戒が必要です。

湿った空気の流れ込みが想定以上に続き、雨量がさらに増えてしまった場合には、特別警報が発表されてしまうような豪雨となる危険があります。

自治体からの情報などもこまめに確認して、迅速に避難をできるように準備をしておくなど対策を取るようにしてください。

交通機関や物流への影響も

台風10号による高速道路の影響予測

大雨や暴風の影響で、交通機関にも影響が出るおそれがあります。お盆のUターンラッシュと重なる可能性があるため、随時最新の情報を確認して、可能なら予定を調整ください。

また、停電や物流への影響も考えられるため、早めに食料や燃料の備蓄をしておくと安心です。ただし、16日(金)には台風が去って天気が回復するので、過度な買い占めは全く必要ありません。良心と節度を持って台風に備えてください。
>>交通機関への影響予測

海岸は危険な高波 高潮にも警戒を

波高の予想

すでに太平洋側の広い範囲で波やうねりが高くなっており、台風が近づくとさらに高まって、10m近い大しけが予想されます。

さらに15日(木)は大潮にあたるため、台風の接近時は高潮が発生する見込みです。瀬戸内海や高知湾など台風の進路に近い所を中心に沿岸部の浸水に警戒をしてください。

各地の満潮時刻

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